“カリスマ”から容疑者に…経営破綻のFTX創業者が本拠地バハマで逮捕 米公聴会で証言の直前に【news23】|TBS NEWS DIG

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カリスマともてはやされた暗号資産交換業「FTXトレーディング」の創業者、サム・バンクマンフリード氏が逮捕されました。逮捕されたのは本拠地でもあるカリブ海のバハマ。経営破綻から1か月での逮捕は、アメリカの公聴会で証言する直前の出来事でした。

■“カリスマ”FTX創業者を逮捕詐欺・資金洗浄容疑か

独特なパーマがかかったヘアスタイルがトレードマークでした。

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「バンクマンフリード氏は220億ドル持っている」

サム・バンクマンフリード容疑者
「お金が好きだからお金持ちになりたかったわけではない。そのお金をチャリティーに使いたかったからだ」

暗号資産の交換業大手「FTXトレーディング」の創業者、サム・バンクマンフリード容疑者。

アメリカの名門マサチューセッツ工科大学を卒業し、3年前にFTXを創業。カリブ海の島国バハマを本拠地とし、カリスマ経営者として注目されていました。

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「サムはランボルギーニを買ったり、ロレックスを買ったり、友達に自慢するための金は必要ない。事実、彼の車はトヨタ・カローラだ」

しかし11月、関連会社への不透明な融資が指摘されたことで、投資家が資金を引き揚げ会社は破綻。債権者は世界で100万人を超えるとも言われています。

そして、事態は大きく動きました。

バハマの司法長官は12日、当局がバンクマンフリード容疑者を逮捕したと発表。アメリカのニューヨーク・タイムズは詐欺とマネーロンダリングの容疑だとしています。

バンクマンフリード容疑者は逮捕の数日前、こう呟いていました。

バンクマンフリード容疑者のツイート
「私は13日に証言する用意があります」

ロイター通信によると、容疑者は13日に開かれる米下院の委員会の公聴会にオンラインで参加し、経営破綻について証言する予定でした。

身柄は近いうちにアメリカへ引き渡される可能性があるということです。

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