韓国ドラマ『奇皇后』の概要、あらすじ、キャスト(ハジ・ウォン、チェ・ジンモなど)、視聴率を紹介します!
奇皇后は2013年の演技大賞受賞のほか作家賞など7冠を達成した圧巻の一作!視聴率は全51話という長さにも関わらず平均視聴率が21.9%、最高視聴率が29.2%とその人気の高さが伺える。また、豪華製作陣にも注目だ。ジャイアントやDr.JIN、太陽を抱く月などで活躍した製作陣が集い巧みな演出で視聴者を魅了している。
Contents
奇皇后のあらすじ
幼少期、母と一緒に貢物として隣国の元に連れて行かれる高麗の女スンニャンであったが途中で逃げ出すことに成功する。 しかしながら、その道中、母は元の追手によって殺されてしまう。
生き延びることができたスンニャンは身を隠すために男として生きていくことを決め、親元派のワン・ゴに仕え、そこで弓などの武術を身につける。
時は流れ、成長したスンニャンはチンピラの族長となっていた。同時期にワン・ゴの甥で高麗の王子であるワン・ユは、叔父の高麗王の座を狙う目論見を阻止しようと密貿易を探っていた。そんな中、ワン・ユとスンニャンは知り合い、スンニャンを男と知りながら少しずつ惹かれていく。
話は変わり、元の皇太子タファンも身を追われ高麗へと逃げて来ることになるが、そこの護衛を任さられたスンニャン。当然ながらタファンもスンニャンに惹かれ、1人の女を巡る恋が同時に動きだす!
奇皇后のキャスト、人物相関図
奇皇后の人物相関図
奇皇后のメインキャスト紹介
キ・ヤン/スンニャン – 高麗出身 元朝の皇后: ハ・ジウォン
幼少期、貢女(コンニョ:女性を朝貢品の1つとして献上すること)として連れて行かれないようにするため、少年を装いスンニャンと名乗って生活していた。
自分の母親を死においやった親元派の巨頭であるワン・ゴに復讐するため、身分を隠してワン・ゴの手下として潜伏していたとき、ならず者集団の頭として放蕩している高麗王と出会う。
その後、高麗王の密命を受け大青島(テチョンド:黄海に浮かぶ島)に流刑にされた元の皇太弟(ファンテジェ: 王位を継ぐことになっている天皇の弟)を監視していたとき、高麗に危害を加えようとする元の陰謀に巻き込まれることになり…
紆余曲折の末に皇太弟タファンを救い生還するが、女であることがばれてしまい貢女として元に連れて行かれる。
大青島にいた頃、スンニャンはタファンを憐れんでいた。しかしタファンの裏切りにより父親まで死に追いやられることになり、スンニャンはタファンへの復讐を心に決める。
皇室のムスリ(宮中で女官に洗面水を運ぶ召し使いの女性)となり虎視眈々とタファンの命を狙っていたとき、元朝皇后であるタナシルリの策略に巻き込まれ、高麗出身の宮女たちの死を目撃する。九死に一生を得て命拾いしたスンニャンは、自らに迫る運命を正面から受け止め立ち向かうことを決意するが…
ワン・ユ ― 高麗 末の国王: チュ・ジンモ
世子(セジャ: 王の跡継ぎ)時代、ならず者たちとつるんでいたため、放蕩息子として王室の悩みの種だったが、実は自分を牽制するワン・ゴを欺くためのごまかしに過ぎなかった。
力を蓄え、機が熟すのを待っていたときに、スンニャンと出会うことになる。
タファン殺害の陰謀に巻き込まれ失脚し、元に流刑となる。その過程で、スンニャンが女であることを知ることになり…
スンニャンを守るという一心から始まった感情は徐々に愛情へと変わっていく。
スンニャンが皇室を追われ窮地に立たされたとき、陰ながら彼女を支え、側室としてまた皇宮に帰れるよう助けた。 後日、高麗王に復位し、ならず者集団を立てて全国の貿易権と商権を掌握する。
スンニャンを巡り、タファンとは恋敵。
タファン – 元朝皇帝: チ・チャンウク
明宗(ミョンジョン)の長男として生まれたが、権臣たちのもくろみにより、皇位を弟に奪われ高麗の大青島に流刑になる。皇太弟の身分でありながらも、不自然死した父親のように命を狙われることを恐れ、無知なうつけ者のふりをしていた。しかし、内面は激しい憤りと悲しみで満ちていた。
大青島で事あるごとに自分を監視するスンニャンに妙な友情を感じるようになる。
スンニャンの助けで命拾いするが、自らの命を守るために嘘の証言をし…
結局、元に戻り皇帝の座につくことになるが、心の片隅にあるスンニャンへの罪悪感に苛まれる。スンニャンが貢女として皇宮に連れこまれたという事実を知り、彼女への想いは友情から愛情と変わっていくが…
後日、スンニャンの助けで皇帝を威容を誇るようになり、自身を抑圧する権臣たちに立ち向かっていく。
皇太后 – タファンの叔母: キム・ソヒョン
モンゴルの名門、オンギラト家出身で先帝文宗(ムンジョン)の正室皇后。ヨンチョル一家の権力と対立していながらも、流罪になったタファンを高麗から呼び戻し、皇帝の座につかせ保護した。 そのためタファンは彼女の言うことに簡単に逆らうことができない。
皇宮内で相次ぐ権力争いの中でも、皇太后の立場が危うくなることはまずなかった。水面下でひっそりと動き回り、動揺を見せず、弱みを握られない政治的な人物。
ヨンチョル – 元朝最大の権臣: チョン・グクファン
明宗(タファンの父)を暗殺した主犯。
明宗の死により当然のことながらタファンが皇位を継ぐはずであったが、タファンに権力を握らせることを嫌がった。
タファンを高麗に流刑にし、代わりにまだ幼かったタファンの弟を皇帝の座につかせ、ヨンチョルは摂政として何一つ不自由することなく、絶大な権力をふるう。自身を脅かす政敵を始末するためならば手段を選ばない人物。高麗王に対しても警戒を怠らない。
幼少期より戦争に参戦し、多くの征服戦を繰り広げてきたヨンチョルであったが、高麗ほど強力な抵抗をした国はなかった。ヨンチョルが警戒するのは、まさにそのような高麗の気質であった。
タンギセ – ヨンチョルの長男: キム・ジョンヒョン
血の気が多く暴力的。皇帝の前で刀を振り回すほどタファンを蔑視している。
気に入らないことがあれば、年老いた大臣たちへの鞭打ちも躊躇わぬほど無礼極まりない。
タナシルリの告げ口に怒り狂い、スンニャンを捕らえて殺してやるんだと、掖庭宮(エクチョングン:数百人の女官がいるいわゆる後宮のこと。王の女としてただ一人の男に仕える。自由はなく女性たちの牢獄ともいわれる。)に軍人たちを率いて行き、トクマン(掖庭宮の総責任者)率いる宦官たちと刀を交えたこともある。
ヨンチョルの腹心の部下であるペガン将軍に対してライバル意識を持っており、ペガンを追い詰め、苦しめることにより自身の優越感を見せつけようとする。
タナシルリ – ヨンチョルの娘、タファンの正室皇后: ペク・ジニ
元朝最高の名門の娘で、飛び抜けて美人であるが、嫉妬深く他人を妬み嫌う。父親の計略により、タファンと政略結構をすることになるが、タファンを愛してはいない。その一方でタファンが自分のことを愛していないという事実に耐え難い羞恥心を感じる。正室皇后として元子(ウォンジャ: 王と王妃の間に生まれた長男)を産まなければならないという強い一念を持っている。
側室であるパク・オジンの妊娠の知らせを聞き、嫉妬心で怒り狂い、策略を企てる。結局、パク・オジンと彼女をに仕える側近宮女たちまで皆殺しにするが…
ワン・ゴ – 王族出身の権臣、親元派の巨頭: イ・ジェヨン
ヨドン(遼東)、シミャン(瀋陽 )一帯に散らばって暮らしていた高麗流民たちを治めていた戦力から、シミャンワン(瀋陽王)と呼ばれることもある。
王という呼称が自然なほど、絶大な権威を保持している。塗炭の苦しみに陥った人々を救うためなら高麗を元朝の地方行政機構に編入するのもやむをえないとする、「立省論」を強く信奉している。改革を試みる高麗王と事あるごとに衝突し、大権掌握に最後まで固執する。
ヨム・ビョンス – 元朝の手先: チョン・ウンイン
賎民出身で高麗の末端の兵士であるが、いつも出世を夢見ている。自身の富と名誉だけが唯一の関心事である。
元では高麗村の収奪を担当し流民たちを苦しめ、様々な悪事を働く。ヨンチョルの秘密資金を管理し、不正に蓄えた巨大な財産をつかって贅沢な生活をする。元に帰化して、自らをジンギス・ハーンの末裔と公言をしながらも、高麗の食べ物でこっそり食前を整える面白おかしい演出をすることもある。
ペガン – 元朝 太師右丞相: キム・ヨンホ
モンゴル草原の名門であるオンギラト家出身で、熱烈なモンゴル民族至上主義者。モンゴルの復活のためにヨンチョルを主人とし忠誠を誓うが、個人的な栄誉のみを追求するヨンチョルにひどく失望する。
また、タンギセとの葛藤により強い不満を持つようになる。ペガンは高麗王と手をとりヨンチョル一家を滅ぼす。スンニャンとペガンは同志になると思われたが、タファンがスンニャンを第1皇后の座につかせようとすると、ペガンが反対し、同士から敵へと立場を変える。
タルタル – ペガンの甥、丞相: チン・イハン
早くから漢文学を勉強し、文人たちとの交流も深い。ペガンは甥の優れた素養と知識を買って、タルタルを最側近に置き策士とする。
ヨンチョルを失脚させるときも持ち前の頭脳明晰さでペガンを助け、輝かしい功績を立てる。ペガンが実権を掌握してスンニャンと対立するときも、タルタルは優れた計略でスンニャンを危機に陥れる。
容姿端麗、慎重、執拗な性格でソンビ(学識が優れて礼節があり、義理と原則を守って権力と富裕栄華を貪らない高潔な人柄を持った人に対する呼称。得に高麗、朝鮮時代の社会に儒教的理念を具現しようとした階層を示す。) 気質であるが、その背後に冷徹非道な断固さと大胆さを備えている。
奇皇后の視聴率
次は奇皇后の韓国での視聴率を紹介していきます。
この視聴率の数値は、ニールセン韓国社の有料プラットフォームの視聴率基準となっています。
※青文字が最低視聴率、赤文字の最高視聴率となっております。
1話 | 2013年10月28日 | 13.3% |
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2話 | 2013年10月29日 | 15.8% |
3話 | 2013年11月4日 | 14.5% |
4話 | 2013年11月5日 | 16.6% |
5話 | 2013年11月11日 | 16.1% |
6話 | 2013年11月12日 | 18.7% |
7話 | 2013年11月18日 | 17.6% |
8話 | 2013年11月19日 | 18.6% |
9話 | 2013年11月25日 | 19.5% |
10話 | 2013年11月26日 | 19.6% |
11話 | 2013年12月2日 | 20.5% |
12話 | 2013年12月3日 | 21.0% |
13話 | 2013年12月9日 | 23.5% |
14話 | 2013年12月10日 | 21.9% |
15話 | 2013年12月16日 | 21.5% |
16話 | 2013年12月17日 | 21.4% |
17話 | 2013年12月23日 | 20.1% |
18話 | 2013年12月24日 | 19.9% |
19話 | 2014年1月6日 | 20.4% |
20話 | 2014年1月7日 | 21.3% |
21話 | 2014年1月13日 | 22.9% |
22話 | 2014年1月14日 | 22.1% |
23話 | 2014年1月20日 | 23.6% |
24話 | 2014年1月21日 | 26.2% |
25話 | 2014年1月27日 | 26.8% |
26話 | 2014年1月28日 | 28.6% |
27話 | 2014年2月3日 | 27.7% |
28話 | 2014年2月4日 | 29.1% |
29話 | 2014年2月10日 | 25.3% |
30話 | 2014年2月17日 | 29.6% |
31話 | 2014年2月18日 | 29.4% |
32話 | 2014年2月24日 | 28.8% |
33話 | 2014年2月25日 | 31.3% |
34話 | 2014年3月3日 | 29.7% |
35話 | 2014年3月4日 | 31.4% |
36話 | 2014年3月10日 | 30.8% |
37話 | 2014年3月11日 | 32.4% |
38話 | 2014年3月17日 | 31.3% |
39話 | 2014年3月18日 | 29.7% |
40話 | 2014年3月24日 | 27.9% |
41話 | 2014年3月25日 | 28.8% |
42話 | 2014年3月31日 | 28.8% |
43話 | 2014年4月1日 | 27.9% |
44話 | 2014年4月7日 | 27.2% |
45話 | 2014年4月8日 | 28.7% |
46話 | 2014年4月14日 | 28.3% |
47話 | 2014年4月15日 | 28.8% |
48話 | 2014年4月21日 | 24.9% |
49話 | 2014年4月22日 | 29.4% |
50話 | 2014年4月28日 | 28.7% |
51話 | 2014年4月29日 | 31.7% |