韓国映画『新しき世界』のあらすじ・ストーリーを一挙紹介!(ネタバレ注意)|KMAS [ケイマス]

この記事では、韓国映画『新しき世界』のあらすじ・ストーリーを一挙紹介していきます!

韓国映画『新しき世界』は2013年に公開され、18禁映画ながら500万人弱の観客動員を記録した韓国のギャング映画です。韓国国内はもちろん、日本やアメリカでの評価も高く、ハリウッドでリメイクもされたほどです。今回は、世界的に有名になり、韓国No.1の映画だと謳われたこともある新しき世界のあらすじとストーリーを紹介します!
※映画のストーリーに沿っていくのでネタバレ注意です。

Contents

新しき世界のあらすじ・ストーリー

簡単なあらすじは以下の通り。
警察から企業型犯罪組織ゴールドムーンを監視するためにスパイを送ったが、そのスパイが自分をいつも利用するだけの警察と実の兄弟のように接してくれるギャングとの間で葛藤する内容となっている。

簡単に人物を紹介します!

・イ・ジャソン: 警察が組織に送り込んだスパイ ・カン課長: 警察庁の課長。イ・ジャソンを送り込み、ゴールドムーン組織を潰そうとしている。 ・チョン・チョン: ゴールドムーンの序列4位。イ・ジャソンの上司に当たる。 ・イ・ジュング: ゴールドムーンの序列3位。チョン・チョンのライバル。

・シヌ: イ・ジャソンの警察側の秘書。主に彼女を通してカン課長と連絡ととる。

新しき世界の概要や出演者、レビューはこちらの記事で紹介しています!

韓国映画『新しき世界』のあらすじ、出演者(イ・ジョンジェ、ファン・ジョンミン、チェ・ミンシクなど)、レビューを紹介!この記事では、韓国映画『新しき世界』のあらすじ、出演者(イ・ジョンジェ、ファン・ジョンミン、チェ・ミンシクなど)、レビューを紹介していきます! 韓国映画『新しき世界』は、韓国のギャング映画を観るなら絶対に欠かせない作品、あらゆるところでセリフやシーンがパロディーとして使われるほど有名であり、ハウリッドでリメイクもされた大傑作。 …

ここからがストーリーに沿ったあらすじになります!

国内最大の企業型組織であるゴールドムーンのソク会長が誰かの陰謀で交通事故に遭う。ソク会長は応急室に運ばれ手術を受けることになり、中国へ出張に行ったチョン・チョンはすぐに帰国する。

チョン・チョンの帰国のシーン

チョン・チョンはイ・ジャソンとともにソク会長が手術を受ける病院に移動し、病院にはゴールドムーンの組員がすべて集まっている。病院には緊張感が漂うが、その理由としては、ソク会長が亡くなる場合に指名された後継者がないので、次の後継者争奪戦が繰り広げられるからである。しかし、これらの願いとは裏腹に、ソク会長手術中に死亡することになる。
組織序列2はチャン理事。3位がイ・ジュング。4位がチョン・チョン。しかし、組織の派閥の規模感的にはチョン・チョン派閥が多いため実質、序列が2位である。

ソク会長の手術を待っているゴールドムーン組員たち

警察庁のカン課長が事実を迅速に把握した後、ゴールドムーンの後継者争いに介入することを決めた。ゴールドムーンを消すのではなく、自分たちの言葉を聞く者を後継者にあげゴールドムーンを管理する計画だ。カン課長と局長に作戦の承認を受けて素早く動く。

普段からチョン・チョンを不満に思っていたイ・ジュングはカン課長から調査を受けることになり拘束される。カン課長とチョン・チョンは交渉のために会合を開くが、このすべての状況は、カン課長が作り上げたもう一つの作戦である。カン課長はイ・ジュングの取り調べ時に、チョン・チョンと会った時の写真を巧みに使い、チョン・チョンとイ・ジュングを関係を完全に壊す。普段チョン・チョンを不満に思っていたイ・ジュングは部下たちにチョン・チョンを殺害することを指示する。

ソク会長の葬式に参加するイ・ジュング

一方、組織の一挙手一投足をよく知っている警察を見て明らかにスパイがいるだろうと感づいたチョン・チョンは、中国のハッカーに依頼し警察庁のデータベースをハッキングする。そして、その中で組織に浸透した警察のリストを見つけ、大きな衝撃に陥る。

出国しようとしたチョン・チョンを連れてきたカン課長。チョン・チョンは仲間しか知らないはずの自分の出国時間を知っているカン課長を不審に思い、内部のスパイを疑うようになる。

一方、組織序列2位だが力がなかったチャン理事(チェ・イルファ)はチョン・チョンとイ・ジュングの争いで漁夫の利を得るための計画を立てて動く。チャン理事はカン課長と自分が会長に上がるよう支援を受ける取引をする。

警察が送り込んだスパイを知ったチョン・チョンは、中国のプロの殺し屋を国内で呼び入れ、シヌ(ソン・ジヒョ)を拉致してドラム缶の中に閉じ込める。また、一歩遅れてチョン・チョンの電話を受け訪れたイ・ジャソンの前で彼の秘書でありスパイのソクム(キム・ユンソン)を殴り殺してしまう。
ソクムはイ・ジャソンにも言わずにカン課長が送り込んだスパイである

それとともにイ・ジャソンにドラム缶の中のシヌを見せ、イ・ジャソンは驚いて慌てている。チョン・チョンから見せられた警察のスパイの書類を見ながら書類に自分がないかと恐怖の中で、書類を一枚ずつ見る。チョン・チョンが殺し屋にシヌの最後の処理を任せようとする。彼女があまりにも残酷に殺される事を知っているイ・ジャソンは、自分の銃で撃って殺す。そして、チョン・チョンはイ・ジャソンがスパイということは知らないふりをして去ってしまう。

チョン・チョンは後継者争奪戦より組織のこれからを大切に考え、仲の悪いイ・ジュングをそれでも一組職の仲間に思ったが、カン課長の策略にはまってしまったイ・ジュングの誤った判断によりチョン・チョンはイ・ジュングの部下たちからの襲撃を受ける。

イ・ジュングの部下に襲撃されたチョン・チョンは、大怪我を負い、病院で呼吸器をつけ生死をさまよっている。チョン・チョンは面会に来たイ・ジャソンに「もういい加減にしろ」と言う。イ・ジャソンはようやくチョン・チョンが自分の正体を知っていると確信していることになる。

イ・ジャソンはどうにかしてチョン・チョンを生かそうとするが、チョン・チョンは「お前は何してんだ、俺が生きてたら、お前は俺の責任を負うことができるか?」と言って、イ・ジャソンの好意を拒んで、イ・ジャソンに「誰にも利用されずに自分の道を見つけるようにしろ」と言って死んでしまう。

新しき世界の結末

もう頼る人もいないイ・ジャソンは自ら決断を下すようになり、そんなイ・ジャソンに話があると言ってチャン理事(チェ・イルファ)は車両に乗せて移動する。しかし、なぜかチャン理事の車が猛スピードを出しイ・ジャソンの部下の車を抜いて、静かな場所に移動すると、そこにはすでにチャン理事が雇った組織員たちが集まっていた。

チャン理事は「いいかげん降りてこい」と言いイ・ジャソンを車から降ろす。「(亡くなった)チョン・チョンによろしく伝えてくれ。」と言ってイ・ジャソンを殺そうとする。しかし、それはすべてイ・ジャソンが仕組んだものだった。チャン理事は自分で雇った人に殺され、車に入れられ水の中に沈められたのであった。

その後、イ・ジャソンの部下たちは、チャン理事が雇った組織員たちにお金の入ったケースを二つ渡して去る。彼らはイ・ジャソン側についた。はした金を稼ぐのでなく、イ・ジャソン側についた方が利益があると考えたのだ。

チョン・チョン、チャン理事がいなくなり、収監されているパク・ソンウンなど、すべての候補が消えた状況の下で、イ・ジャソンはゴールドムーン会長の座に上がったのであった。そして、自分の正体を知っているカン課長とコ局長をチョン・チョンが雇っていた中国の殺し屋を使い暗殺した。イ・ジュングは出所をしたが、イ・ジュングの部下たちは誰も彼を向かいに行かなかった。

イ・ジュングの組織は、チョン・チョンを殺害したことで解体されて、イ・ジュングは最後にイ・ジャソンの部下に殺される。
そして、世の中にはイジャソンの正体を知っている人がいなくなった。

会長の座に上がったイ・ジャソンは死んだチョン・チョンの金庫を開け、その中に自分に渡すつもりだった偽物ロレックスの時計を腕につけ、自分の警察履歴を発見し燃やす。古くチョン・チョンと一緒にした時間を描いて映画の幕は降りる。

まとめ

新しき世界のストーリーはいかがでしたか?
文字と写真だけでも迫力が伝わってきますが、実際の映像は俳優の演技もあり更に迫力と緊迫感があるので是非DVDなどを借りて見てみてください!

新しき世界の概要や出演者、レビューはこちらの記事で紹介しています!

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