吉瀬美智子、「昼顔」で困ったのは「肌の露出」　ドラマは主人と見ていた　エッセー「幸転力」発売記念イベント(2)

7月期に放送されたドラマ「昼顔～平日午後3時の恋人たち～」（フジテレビ系）に出演し、話題を呼んだ女優の吉瀬美智子さん（39）が10月15日、初のエッセー「幸転力」（小学館）の発売イベントを東京都内で行った。昨年7月に第1子を出産後、同ドラマで不倫におぼれる主婦役で女優復帰した吉瀬さんに、取材陣が「旦那さんの反応は？」と心配すると、「復帰作ですごくいい作品をいただいたね、といってくれた」と笑顔。一方で、自身の不倫願望は否定し、「罰があたるので、ご遠慮したいです」ときっぱり語っていた。

「昼顔」の出演を引き受けるにあたって「一番困ったのは肌の露出があったこと」という吉瀬さんだが、「ドラマの撮影に入ったら、勝手にやせていった。それまで休めていた脳が一気にフル回転して。食べても食べても、めずらしいくらいにやせました。“ドラマダイエット”っていうのは成立するんですね」と撮影の裏話を披露。「（共演者の上戸）彩ちゃんからも、『やせすぎないで。これ以上やせたらだめよ』っていわれて。みんなが心配してくれました」と明かした。

また、「昼顔」は、世間では“主婦が夫に隠れて見るドラマ”といわれたが、吉瀬さんは「夫と一緒に見ていました」とケロリ。しかし、「両親が家に来たときに、セクシーなシーンがない回だったので、家族みんなで見ていたら、次回予告で（男女の）からみのある場面が流れて。父と母に見られてめちゃくちゃ気まずかった」と思い出して苦笑していた。

「幸転力」は、吉瀬さんが日々の暮らしで大切にしている考え方や、これまでの人生を47の項目で記している。「自分を貫く」「心と対話する」「直感力を磨く」「課題を愉しむ」の4章立て。写真は、吉瀬さんの自宅で撮り下ろしたほか、スナップ写真は吉瀬さんが自ら撮影したものを掲載している。