ゼロ・ビクティム(被災者ゼロ)キャンペーン

カンボジアにはまだ400万〜600万個もの地雷や不発弾が散在するといわれています。 特にベトナムやタイ、ラオス国境付近に住む人々の生活圏内に大量の地雷や不発弾が残されています。

調理や暖をとるために必要な食材や木々を求め入る野や山、田や畑、家の庭にまで埋設されているのです。 懸命な探索・除去活動にもかかわらず被災者が後をたたないのは、知らずして地雷や不発弾に触れ被害にあうことだけでなく、危険を承知で、それを売ることにより生活している人々がいることも大きな要因です。

貧困が被害を大きくしているともいえます。

KSGは、地雷・不発弾対策と同時に「人々の生活の安定」をはかるべく、「雇用促進」にも取り組んでいます。 地雷原跡地での農業復興事業もそのひとつです。 雇用により生活が安定すれば、危険を冒してまで地雷や不発弾に近づこうとする人は激減することでしょう。

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